こんにちは!
吹田市のパーソナルジムGOSINの浅田です!
皆さん!!絶好調で毎日生きていますか?
常に体調が絶好調で生きるのは中々難しいですよね!?
疲れやすい。
疲れが抜けない。
なんかしんどい。
日常生活で感じる疲労感は、単なる「しんどさ」ではなく、体内で起こる様々な生理学的変化の結果です。
なぜ私たちは疲れを感じるのか?
そのメカニズムを確認しておきましょう!!
1、ホルモンバランスの乱れ
①副腎疲労
ストレスを感じると、副腎という臓器からコルチゾールやアドレナリンというホルモンが分泌されます。
一時的なストレス対応には有効ですが、長期間のストレスにさらされると副腎が疲弊し、ホルモン分泌量が低下します。
この状態を「副腎疲労」と呼び、慢性的な疲労感、集中力低下、免疫力低下などを引き起こします。
[対策]
- 砂糖、カフェインを控える。
- たんぱく質、ビタミンB群、ビタミンCの摂取。
- トリプトファンを多く含む食材の摂取。(バナナ、米、卵、大豆など)
- ストレスコントロール。
- 気持ちいい程度の運動。
- 腸内環境の改善。
②甲状腺ホルモン
甲状腺から分泌されるT3・T4ホルモンは代謝を調整する重要な役割を担っています。
このホルモンが不足すると、基礎代謝が低下し、常に疲れを感じやすくなります。
また、体温調節機能も低下するため、寒さに敏感になることも特徴的です。
[対策]
- ひどい場合は病院で治療を受けましょう!
- 副腎疲労と同じくストレスコントロールと適度な運動。
- 十分な睡眠。
- 海藻に含まれるヨウ素が不足してもダメ。過剰摂取もダメ。
- 鉄、ビタミンA、ビタミンB群、亜鉛を摂取。
- 腸内環境の改善。
2,自律神経のバランス崩壊
自律神経は交感神経(活動モード)と副交感神経(リラックスモード)のバランスで機能しています。
現代社会では交感神経の過剰な活性化が続き、副交感神経が十分に働かないケースが増えています。
この不均衡が続くと、体の回復機能が低下し、疲労感が蓄積されていきます。
特にデジタル機器の長時間使用は交感神経を刺激し続け、この問題を悪化させます。
[対策]
- ストレスコントロール。
- 深呼吸などをする時間をちゃんと作る。
- お風呂に浸かる。(熱すぎない温度)
- 体を冷やさない。
- スマホを避ける。
- 朝食抜きや夕食の過食に気をつける。
- 十分な睡眠。
3,エネルギー生産性の低下
細胞内のミトコンドリアはATP(アデノシン三リン酸)を生成する「エネルギー工場」です。
栄養不足、睡眠障害、過度な運動などによりミトコンドリアの機能が低下すると、エネルギー生産効率が落ち、疲労感が増します。
特に糖質や脂質の代謝異常は、即座にエネルギー生産に影響します。
[対策]
- 糖質もしっかり食べる。
- 有酸素運動や筋トレをする。
- イワシ、ハマチ、ブルーベリー、アボカド、ナッツ類などを摂取。
- 飲酒や睡眠不足に気をつける。
4,貧血による酸素供給不足
赤血球中のヘモグロビンは酸素を全身に運ぶ役割を担っています。
鉄分不足などによる貧血状態では、十分な酸素が細胞に供給されず、エネルギー生産が滞ります。
特に女性は月経による鉄分損失があるため、貧血リスクが高くなります。
顔色の悪さ、めまい、息切れなどを伴う疲労感は貧血の兆候かもしれません。
[対策]
- 鉄分を多く含む食品の摂取。(レバー、赤身肉、アサリ、マグロやカツオ、大豆製品、ほうれん草、海藻など)
- ビタミンB12、葉酸、ビタミンCの摂取。
5,まとめ
疲労は単なる休息不足ではなく、ホルモンバランス、自律神経系、エネルギー代謝、血液循環という複数の要因が絡み合った結果生じます。
質の良い睡眠、バランスの取れた食事、適度な運動、そしてストレス管理を意識することで、これらの生理機能を正常に保ち、慢性疲労を予防することができます。
あなたの疲労の原因をどれなのか?
体の声に耳を傾け、早めの対策を心がけましょう!